2013年8月2日金曜日

斉木楠雄のΨ難1巻感想part1~「ボ・・・ボクは2ばん・・・め・・・なの?」



「僕の名は斉木楠雄 超能力者だ」


PK学園の制服を着ている斉木単体の真っ赤な表紙

「斉木楠雄のΨ難」1巻のレビューです。

第1X~第8Xまでの8話収録。

巻末に、燃堂海藤もいない
一番古いタイプの読み切りが納められています。
(斉木は中学生で、これも0巻と同じくパラレルの話らしい・・・です。
作者のせいじゃないけどややこしい






「だと思ったら大間違いだ!!この力のせいで僕の人生はメチャクチャだ」


記念すべき第一話。
斉木両親の喧嘩を斉木の超能力で解決させるお話です。


二人は(父と母)互いに互いの事を愛していますが、表では嫌っているふりをして喧嘩をしています。


テレパシーで人の心が読めてしまう斉木は、
意味のないことだと徹底無視を極め込んでいましたが、
スイーツタイムを妨害されたことにより、
互いの心を互いに筒抜け状態にしてしまう「強制以心伝心」を発動。
「考えない様にしようとして余計に考えてしまう状態」になった2人は見事に
仲直り。以降の連載でのバカップル夫婦に元通りになります。


連載も回数を重ねていくと、
斉木の性格は大分丸くなっているなと思いました。
この1巻を見返してみると、白目でも真顔でもなく本気で怒っている斉木の表情が多いですね。



この第一話は、超能力を持った子供の家庭は、大体の場合、
家庭内の不和があるという「お約束」の話ですかね。
この漫画はギャグマンガだからガチな方にはなってませんけど。



「高2にもなってこの弁当は無いと思う」


第2X「最低Ψ悪!?燃堂力」


燃堂の連載初登場の話でタイトルの通りな話。
主要キャラってこの1巻でほとんど出てきてたものなのですね。
以前のレビューで「~初登場の回です」とか言ってたんですけど、正しくはメイン回が初めてというのが正しかったですね。


この話で、高橋燃堂松崎先生が登場してます。
容姿だけなら、さっきの1話目に照橋さんも出てきてます。



高2の始業式。サボりたい為に仮病を使う高橋燃堂斉木に保健室に送られて、なんやかんやで斉木が救急車行きになる話。


高橋はどうしようもない奴ですね。反省しないし。
燃堂のゆうことを真に受けて、
救急車を呼ぶ松崎先生も斉木の言う通り(言ってないけど)ただのアホです。

登校途中のモノローグで、斉木が目立つことを極端に嫌うようになった原因の事件が語られてます。
幼稚園の時にジャンケンに勝ちまくって、
テレビやら新聞やらネットやらで大騒ぎになったのだとか。
(ポケットに手を突っ込んで立っている幼児斉木がカッコイイ。)
後の連載だと子供時代は普通の眼で、母親そっくりの顔に描かれてますけど、
ここでは今の切れ長の眼に、トーンの色合いで、今の斉木と変わらない顔で描かれてますね。

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